2013年6月9日日曜日

マンジュカ(抱っこ紐)のレビュー

マンジュカという抱っこ紐を1年近く使用したので、レビューしてみようと思う。
お勧め度は100点満点中、70点といったところか。

1年ほど前、抱っこ紐を買うにあたって情報収集したところ、
どうやらメーカーはエルゴが一番人気なのがわかった。
エルゴが人気の理由はざっくりとこんな感じだろう。
  • 作りの質の高さ
  • 腰で赤ちゃんを支え、使用者への重さを分散させる構造
  • 肩への負担を軽減させる、分厚いクッション入りのストラップ部分
  • サイズ調整のしやすさ
値段は実売で1.5~2万程度なので、抱っこ紐の中では高級な部類に入るのだが、
安物買いの銭失いは好まないので、当初はエルゴを購入しようかと思っていた。

しかしよくよく調べると、首の座っていない新生児は別売りのオプション品が必須とこと。
オプションが必要なものはわずらわしいし、さらにそのオプション品の形状は赤ちゃんにとっては暑苦しそうで、初夏産まれの私の娘には時期的に厳しいものかと判断した。
(新生児の時期、さらに夏真っ盛りなので、出かけないのが一番なのはわかっていたが、私の家庭は親・親族と同居していないので、どうしても赤ちゃんを連れて出かける必要がある)

そこで製品単体で新生児から幼児まで使える抱っこ紐が望ましく、再度探してみたらマンジュカにたどり着き、以下の特徴で必要要件を満たしていたので、購入に踏み切った。

  1. 腰で支える構造と、クッション入り肩ストラップ(エルゴと同じ方式)
  2. 首の座っていない新生児でも使用できる装着方式
  3. 実売8,000~10,000円
  4. ドイツ製だから質が高い(勝手なイメージ)
結果、1~3は期待通りであったが、4は少し違ったようだ。
まず、サイズ調整用でアジャスターがいろんな所についているが、逆に各部で細かい調整が必要になってしまい手軽さがない。
次に、使用してから3ヶ月ほど経ったころ、全体的に中身の素材が繊維の状態で表面に出てきてしまい、細く白い毛クズがそこかしこに付いてるような状況になってしまった。

新生児でも使える上に、エルゴと同じような方式なのに値段が低めに抑えられている。
その代わりに作りの質の高さは平均程度というものなので、子供を1人しか持つ予定がない or 抱っこ紐の予算を抑えたいというのであれば、選択肢に入れてもいいのではないだろうか。